全国の農山村だけでなく都市部においても、「獣害」という深刻な課題が生まれています。ニホンザル、クマなどの中・大型哺乳類の他、アナグマや外来種のアライグマ・ハクビシンによる農作物被害は年間約200億円。地域の農林業に与える経済的な影響はもとより、人々の生活圏にクマなどの野生動物が出没することで受ける日常生活への影響や、丹精込めて育てた作物に対する食害など、お金では表すことのできない「被害」が続いています。
私たちの暮らす大間町をはじめとする下北半島・青森県内でも、かつて絶滅したとされてきたニホンジカとイノシシの生息・繁殖が確認され、今後、人との接触の危険性が急激に増してきています。
「あうぷ」は、人と野生動物の共存のために貢献する会社です。
青森県大間町を主なフィールドとして、ニホンザルをはじめとする野生動物の生息状況調査、鳥獣害対策に取り組んでいます。大間町以外でも、下北半島をはじめ、青森県内各地での、野生動物の生息状況や被害状況の調査を行っています。また、獣害対策・畜産用資材等の販売・設置・維持管理をお受けしております
獣害対策は「守り」の取り組みです。あうぷは、自ら農業を行い、地域の産業を伸ばす「攻め」の事業も行っています。